オンライン講座の告知を当日にするやつ

BINGOに参加を表明すると4枚紙をもらえた。たかがBINGO。いまさらBINGO。だりぃ。年末の新宿の飲み屋でダラダラやるなら分かる。極寒の山梨の森の中でやるとは思わなかった、BINGO。キャンプ初心者だから防寒衣服もシティのやつなんだわ。

1〜2枚やったら自分のロッジに帰るつもりだった。ここで予想外のことが起きる。賞品がやたらと豪華だったんだ。どうせ山梨のゆるキャラキーホルダーとかだと思ってた。

だが大人気キャンプ場。力の入れ方がちがった。BINGO一枚（1回戦）につき賞品がもらえるのはたった1人だが、「キャンプで使う人気メーカーキャンピングテーブル」さらに「人気メーカーのクーラーボックス」って豪華賞品を2個もらってんだ。仰天したね。

「マズイ、これは帰れない…」残りのBINGO3枚を持つ手に力が入った。

でもだいたい分かってた。だって参加者がざっと200人くらいいるんだ。その中から当たるのはあと3人。どう考えても当たるわけがない。それによく考えたら人気メーカーキャンピングテーブルとクーラーボックス、いらない。キャンプ初級者のままでいいから。なのに「自分も当たるかも」という邪心が勝り、まったく知らない人たち3人がBINGOと言って前に出てきて「キックボード」とか「うまい棒1年分」とか「自転車」とかを受け取ってるのをただ見るだけの時間を過ごしたことで恐ろしいくらい体が冷え切ってしまった。子どもたちは元気…。

体を温めようと思って、娘と2人で大浴場に行くことにした。ここが大きな判断ミス、だったのかもしれない──。俺は湯船の熱さを心配していた。体が冷え切ってるので、お湯がぬるかったら逆に風邪を引くぞと。しかし体が冷えたことのほうが気になり一か八か、大浴場に入った。

湯の温度は熱く、ちょうどよかった。体が温まったことにホッとしていた。

次の日の朝。キャンプ場のロッジで目を覚ますと完全に私だけ高熱が出ていた。私以外の家族は全員元気。確かに私は1人で2回目の風呂に行った。その際、脱衣所と洗い場は立ち往生するくらい激混みで、赤ちゃんや幼児がとにかくたくさんいた。通気、という視点で眺めると決して通気がいい感じはしない脱衣所だった。全裸同士ですれ違う時にギリギリ、スレスレ、くらいの混みようだった。幼児と赤ちゃんがとにかくたくさんいた。

大人になってから溶連菌かかるとどうなるか、説明してあげよう。

鼻の奥と喉、という、頭部の中央前方、みたいな部分が腫れ上がっているのが分かり、何もしてないとなんともないけど何かを飲み込む時にその部分のみに激痛が走る。激痛だ。だけど咳や鼻水は出ない。だから横になって寝るだけ、なら何もつらくない。ほぼ飲まず食わずで横になって寝る、そんな48時間を過ごした。

キャンプ場から帰ってくる時はつらかったが、家に着いて自分のベッドで寝ると、10月は働き過ぎていたから体が休みたかったんだなあ、って気持ちがよかった。

回復した時に唇の皮がきれいにペリペリ剥がれてつるっとなって、脱皮みたいだった。

仕事は休んだ。2日も。各所、大変ご迷惑をおかけしました。社会的には痛恨のミスだ。だけど俺の内面ではこの2日間をミスではなく脱皮、若しくは生命体の新化と呼ぶことにする。（ミスだろ）

告知が遅すぎてごめんなさい⭐︎ 今日、オンライン講座があります。少人数講座で、私があれこれ、恋愛時、結婚を考えてた時、結婚したてーの時、赤ちゃん生まれた時、とかに思ってた「女ってなんか理不尽なこと多くね？！」なエピソードを45分ほどぶちかまして語りながら、事前にいただいた激アツな質問にもお答えしながら、それを参加者のみなさんに聞いていただき、そこで思ったことをこっちにもぶっ放していただき、もうみんなでシェアしちゃお！ってそういう感じの講座になる予定でございます〜。それで、全2回なんで、2週間後にまたみんなでzoom集まっちゃいます⭐︎この2週間どうだった、的な挨拶をちょっくらかましたあと、また45分ほど、こんどはセクハラとかこーゆー女に面倒なこと押し付ける社会が基板になってきたこの構造についてとかを私が体験を含めてトークのほうをさせていただき、また後半はみんなであーだこーだ好き放題言ってスッキリしたいよね、という講座になっております！　楽しすぎやろ⭐︎⭐︎

例えばこんな話〜　→

▼「仕事はして。共稼ぎじゃないと嫌だ。でも9時17時の仕事をしてちゃんと夕飯を作って待っててくれないとダメ。」という彼氏と付き合っていた。当時昼間のバイトをしながら夜はエロ本の仕事をしていたので「今のままじゃ結婚できない、結婚したいのに君のせいでできない」と何年も言われていた。漫画家に成りたいと昔から言っていてやっとなり始めている私に『9時17時勤務の会社員』を求めてくるのが意味不明すぎて私の頭がおかしくなっていた…。

▼赤ちゃんが生まれた時、夫とたった2人で対応した。1番の仲良しチームメンバー！って感じで協力して暮らしてきた夫と、育児もそういう感じで始まった。

しかし、夫が「赤ちゃんを迎える体制」から「普段の生活」に切り替わった頃。。。私は毎日毎日、衝撃を受け、絶望した。私にはその『「普段の生活」に切り替わる』が訪れないから。「今日も訪れない」ということに目の前が真っ暗になった。

▼夫婦関係には大爆発が必要だし、あっていいと思う、って話▼ 男の人に対してムカついた時の対処法（田房流）

などなど

全2回オンライン講座「女性の生きづらさを考える」

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みなさまのお越しをお待ちしております〜！

ではまた次回ー！！