「なぜ親はうるさいのか」発売を記念してニュースレターをはじめます☆
いつも私、田房永子の書くものを読んでくださっているみなさま、初めましてのみなさま、こんばんわ。
漫画家・エッセイスト、昭和53年生まれの田房永子です
新しい本「なぜ親はうるさいのか」発売を記念して、前からやろうやろうと思っていたニュースレターを始めてみることにしました。ニュースレターはメルマガみたいな感じで、メールアドレスを登録していただくと、そのメールアドレス宛に、お知らせや私の文章などを直接届けするというものです。私のほうはどんな方が登録しているのか、登録している方のメールアドレスは分かりませんので、お気兼ねなくドシドシご登録お願いいたします!
今回のお題はこちらです☆「なぜ親はうるさいのか」発売のお知らせ&内容ざっくり説明☆次回予告「私は恵まれている」という言葉について
■「なぜ親はうるさいのか」発売のお知らせ
2021年12月22日にちくまQブックスから「なぜ親はうるさいのか」が発売されました!
「なぜ親はうるさいのか」の表紙、帯なしバージョン です
ちくまQブックスは中高生向けのシリーズです。でもうるさい親に困っている大人の人も、うるさい親になってしまっている人も、何かしらの発見がありながら読んでいただけるのではないかと思います。全編書き下ろし漫画です!
こちらで試し読みできます→https://www.webchikuma.jp/articles/-/2655
■「なぜ親はうるさいのか」内容ざっくり説明
3つの視点から「うるさかった出来事」を紐解く、(たぶん)いまだかつてない前代未聞の考察漫画!
うるさすぎる親に育てられた私(エイコ)が、「母がうるさかった出来事」を子ども目線で振り返り、大人になってから「何がどう嫌だったのか」と自分の気持ちを軸にして改めて振り返り、親になってから「なぜ親がうるさくなってしまうのか」その真相に迫ります。
中学生のエイコは母のうるささに心底困っているが、周りの大人たちからは「あなたのためにお母さんは叱ってるんだからね」とか「大人になれば気持ちが分かるわよ」と言われます。
理不尽この上ない怒鳴りをかまされる中学生のエイコ
問答無用でこのフレーズ一点張りでフォローをするおばあちゃん
「そういうもんなんだ」と思っていたエイコだけど、20歳になるとまた周りから言われることがガラッと変わります。
成人前後から急にこういうフレーズで周囲が埋め尽くされた
子どもの頃から変わらない親のうるささに、大人になっても悩まされるエイコ。あることをきっかけに「お母さんをうるさがってはいけないという決まり」から「うるさくてつらいという私の気持ち」に軸を移していきます。
初めて「私の気持ち」を優先してもいいんじゃないか? と自分を許可した瞬間
「世間の声」を優先し、自分の気持ちを黙らせていた過去
「自分の事情を自分で聞いていい」むしろ「自分の事情を自分で聞かなければ誰も聞いてくれない」んだから、「自分の事情を自分で聞く」のが自分にとっても周りにとっても良い、ということを知った、大人のエイコ。その中でいろいろな気づきがあり、その後、親になる。子育ての中でどうしてもうるさくなってしまう自分自身を観察すると「なぜ親はうるさいのか」が分かってきた。
A面B面についても、今までのどの本より詳細に書きましたのでぜひみていただきたいです
B面が落ちついている時は段どりを説明できるエイコ
親はなぜうるさくなってしまうのか、は、ハラスメントの構造と同じで、親と子の立場の違いも大きく関係していることも書きました。
第4章「うるさい親との距離の取り方」より
どうしたら「自分に軸」を合わせられるのか、親や世間に振り回されずに暮らせるか、を書きましたのでぜひぜひ読んでみてください。
帯ありバージョンです
中の表紙の紙や章タイトルのページなどがすごくかわいいので、本でも見ていただけたらうれしいです! デザインは鈴木千佳子さんです。最高です、ほんとにかわいいのでぜひ見てみてください!!お願い!!
■次回予告「私は恵まれている」という言葉について
心理学を研究しているという人が拙著を分析するPodcastみたいなのを見つけたので聴いてみました。前半は面白かったけど、徐々に「僕は親にひどい事を言われた事がないから恵まれている」という話になっていったので、そっと停止してスマホを閉じました…。
次回はこの出来事をきっかけに、感じたことを書いてみたいと思います。
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