ランドセルは子どもが選ぶ時代、というかなくなりかけている、そのはじまりの時代
なんだか急にコロナがおさまって、マスクはずしてる人もたくさんいますね。てかもう、はずしていいって言われてるけど、なんとなく名残ではずせない、みんなの《マスクを外すためらいのシーズン》って感じですよね。
たぶん初夏にはみんなはずしてるだろうな。私はもうだいぶはずしてます。
見ろ、って感じです。ほうれい線っていうんですか? 年をとってないときから私はこのアーチがあったんで、いまさらって感じですね。バンバン見せていきたいですね。どんとこいや!!
ランドセルは子どもに選ばせよう、とランドセル会社が。
うちは娘と息子は5歳離れてるから、なんでもかんでも「5年ぶり」なんですけど、5年経つとなんでもいろいろ変わる(抱っこ紐、ベビーカー、世の中の意識、社会通念)気がします。
息子が赤ちゃんの時、定食の離乳食レトルトを見つけてめっちゃビックリしました。
これです これこれ。
主食とおかずがいっしょに入ってる!!スゲエ!!!!! しかも瓶じゃない!! 軽い!!! 開けて捨てるの簡単!!!!
「5年前はこんなのなかったよね!!!」って娘の一個下の子どもがいる友達に言ったら、「あったよ」って言われて、えええ?!そうなん?! って感じでした。
昔からあったのか、その子が離乳食の時から発売されたのか、私の「昔はなかった」はあてにならないというのが前提なんですがランドセルも今年度は「子どもが好きなものを選ばせよう」とランドセル会社が謳っててすごいなと思いました。
『キミが好きなの、キミが選ぼう。』 セイバンのページ↓
https://www.seiban.co.jp/lp/kimigasuki/?fbclid=IwAR0Hm494xLDSO6wvVjQ9Bh4_gN7-AImCHY7dmAVX5SmQn4ABtLocsSMCaq8
「親が好きそうなランドセル」を選ばせて、そのあと『本当に自分が使いたいランドセル』を選ばせるっていう演出の動画がある。おもしろい。
今年度は1万円台のランドセルや高学年用のリュックサック型ランドセルが売られてたりして、ランドセル自体の変容が始まってて、みんなが薄々思っている「ランドセルって必要なのか?」が具現化していますね。
絶対と相対の「スプラトゥーン3」
「スプラトゥーン3」を去年末に買ったんですが、まったく面白さが分からないまま、家族の誰もやらずに放置していました。6500円もしたのにもったいない!!と思いつつ。
このあいだなんとなくやってみたらハマりまくりました。
めちゃくちゃ面白すぎる。
「スプラトゥーン2」は『夫が人格が変わるくらいハマってしまい廃人になりました。生活に支障が出るレベルです。家族崩壊しました」とかいうレビューが有名だから、そういうよくないハマり方になるのかなって思ってたけど、「スプラトゥーン3」はとてもポジティブなゲームだと思いました。
最初は何が起きているのかワケがわからないままバンバン倒され、武器も買えないし本当につまらないです。(今回は「ナワバリバトル」の話)
しかし数回続けて対戦するだけで、技術が自然と向上してるのもあるが、それ以上に経験値アップによりおそらくアイテムが勝手に強くなっているので、なんとなく倒される回数などが減ってきます。そのうち気づくと「武器を買えるチケット」が手に入っているので、武器が買えるようになります。だんだん武器の扱いが分かるようになってきて効果的に使えたときにアドレナリンが爆発します。
見知らぬ7人と自分、オンラインで4人ずつチームに振り分けられます。自分のチームメンバーが強い人だとその人が敵を追いやってくれたりするので、自分も余裕を持って実力を発揮できます。敵チームが強すぎると攻め込まれるので、その対応ばかりに追われ、自分たちの陣地を広げることができず負けます。自分以外の7人がたまたま初心者だったりすると、自分の成績が一番になったりします。
そういう自分以外の周りの状況がどんどん変わっていくことによって「自分の相対的な評価の変動が数分ごとに数値化されて目に見える」という点がマジですごいと思います。こんな経験、普段はできない。
スーパーマリオみたいなゲームだと、「絶対的な自分の上手さ(スコア)」が見える。クリボーの位置や強さはその都度変化したりしないので、ゆるがない。B面です。でもスプラトゥーン3は、他の7人の影響を受けた上での、相対的な要素(A面)がおおいに入った、自分の絶対的スコア、なわけです。だから負けても「自分がへたなだけのこと」とはぜんぜん言い切れないんです。
それがすっごく癒やされるんです。自分がうまくできなかったのは自分のせいなんだけど、自分だけのせいではない。その感じ!! 素敵すぎるのでもう1回書きます、
自分がうまくできなかったのは自分のせいなんだけど、自分だけのせいではない。
太字にした。最高。この言葉、大好きです。これこそが世界だと思う。
社会では「自分がうまくできなかったのは自分のせい」ですぐ終わらせようとすることが多い。「自分のせいだろ」「自分がだめなだけじゃん」って言われることって本当にたくさんあったし、「自分のせいですから」って言って場をおさめる、っていうこともたくさんある。「自分のせいだけではない」って言うと責任転嫁みたいなことになって「じゃあ悪いのは誰だって言うんだ」と犯人捜しになっていく。
なんかへんだなーってずっと思ってた。
自分のせいなのはそうだけど、認めるけど、認めた上で、自分だけのせいじゃないことも真実だよね。みたいな。どっちもある。
この言葉を唱えるだけで、ホッと心がゆるむ。それをゲーム化したのが「スプラトゥーン3」です。(言い切り)
互角な相手とギリギリで負けたり勝ったりするのもすごく面白いし、全く歯が立たないメンバー全員が激強チームにあたることもあり、ボロ負けするのも凄すぎてマジで面白い。(試合が3分くらいだからだと思う。それ以上長かったら精神的にくると思う)
それと、人間が「向上する楽しさ」を刺激されるようにものすごい計算され綿密に作られてるところもすごい。敵を倒してれば高ランキングになるわけでなく、床を塗るのも成績に関係する。両方やってると成績がどんどん上がってきて、その頃には武器もたくさん持ってるようになるので、「この武器をこう使ったらどうかな」とか思って試したくなり、終われなくなってくる。いやな感じがない。ポジティブなゲーム。
学校教育もこのくらい力を入れたらいいのに、って思う、マジで! 学校は相対的評価と絶対的評価が最も入り混じる場所。日本はゲームでは「プレイヤーを傷つけることなく、相対的と絶対的をうまく揺すぶって向上の楽しさを提供する」が完璧にできるんだから、これを学校でやったら学力、知力、芸術力、技術力、個々それぞれの才能が伸びまくりなんじゃないんだろうか、文科省はニンテンドーに教えを乞うべきではと思うほど・・・。
ホントに面白くて、毎回「あ~~!!!楽しかった~!!!」って言ってしまいます。
バイトのステージでは、その場限りの刹那的関係のバイト仲間との、優しさと利益の交換があるのもロマンティックで楽しい。(助けてもらわないと復活できない、味方を助けないと自分のポイントが上がらないという利害関係もありながら、助けるという優しさの行動を享受できる)
「スプラトゥーン3」はバトルやバイト以外にもいろんなゲームが入ってるから、いつかそれをやるのも楽しみです。6500円は安すぎる。
Voicy配信してます
週7回やっていいらしいので、それを目指していきます~!
田房永子のしんどい通信↓
https://voicy.jp/channel/3496
来月こそは「夫の好きなところを話す会」やるぞ!
ではでは次回お楽しみに-!!
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